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診療報酬改定に伴う影響点をシステム画面上で誰でも簡単に確認できる「新旧対照表機能」を新たにリリース。告示・通知の公開から3日間での実装を実現し施設基準担当者の負担減に貢献いたします。
株式会社イノシア(東京都大手町)が提供する施設基準管理システム【施設基準@INX】では、2024年3月5日に公開された令和6年度診療報酬改定の情報をもとに、各病院が届け済みの施設基準ごとに変更のあった箇所を可視化し、一覧から確認することができる「新旧対照表機能」をリリースしました。
この機能により、膨大な診療報酬改定の項目から自院への影響点のみを探し、Excelで変更点をまとめる…、といった、これまで多くの施設基準管理担当者を悩ませていた作業が不要となります。
開発の背景
施設基準は確認範囲が多岐にわたり、「複雑で理解が難しい」「情報が院内に散逸しており、全体像が誰にもわからない」「本来やらなければならないことができていない」など多くの管理上の課題を抱えています。
特に2年に1度の診療報酬改定では、厚生労働省から公開される告示・通知だけでは変更のあった箇所を特定することができず、個別改定項目から自院に関連のある箇所を抜粋して一覧にまとめる必要がありました。個別改定項目は一つの施設基準に対しての変更点が複数の短冊にまたがって記載されており、非常に煩雑な作業を行う必要があります。
このため変更のあった項目が自院にどのような影響を及ぼすかの確認には、これまで多くの労力を割く必要がありました。
イノシアでは診療報酬対応におけるお客様の業務ヒアリングを行い、必要となる情報や機能を検討。システム利用者の方であれば誰でも画面上で必要な情報を確認することができるよう、「新旧対照表機能」を実装いたしました。
新旧対照表機能
システム上で設定されている各病院ごとの届出施設基準一覧に対し、告示や通知に変更のあった施設基準に変更マークを表示することで一目で自院に影響のある施設基準を特定することが可能です。
施設基準の詳細ページでは施設基準ごとの新旧対照表が表示され、変更のあった箇所(変更・新設・削除箇所)をハイライト表示で確認することが可能となります。
差額シミュレーション機能
新旧対照表機能リリースと同時に、収益の変化を確認できる「差額シミュレーション機能」を合わせて実装しています。差額が生じた加算や類上げ・類下げを検討する必要のある加算についての簡易シミュレーションが可能となります(点数と月の患者数からの出来高ベースでの試算となります)。
施設基準@INX(しせつきじゅんあいえぬえっくす)について
株式会社イノシアの提供する【施設基準@INX】は、病院ごとに管理されている「届出一覧」「届出書などの関連書類」「専従・専任の担当者一覧」など関係する情報を一元集約し、誰でも抜け漏れない管理と、院内や法人全体での働く職員の経験やスキルの見える化を実現することで「守り」の不安を解消し、新たな加算獲得シミュレーションなど「攻め」の施設基準管理を実現するソリューションです。
今後、さらに実装予定の訂正や疑義解釈についても随時システムマスタへの追加を行ってまいります。また4月以降新規の届出に関しても検討リストの機能拡充によって、病院の皆様の管理をサポートしてまいります。
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